ブラタモリ鳴門徳島の内容&面白い見どころ!2021年3月16日放送「鳴門が四国の玄関口になるとは!?」

ブラタモリ 鳴門 四国

こちらでは2019年放送のブラタモリ『鳴門』回

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  • 訪れた場所
  • 面白かったポイント

について語っています!

『ブラタモリ』を見逃したら

ブラタモリ『鳴門』鳴門が四国の玄関口になるとは!?

放送回#129
初回放送日2019年3月16日
セレクション放送2021年9月21日
アナウンサー林田理沙

渦潮(うずしお)で有名な四国・徳島県鳴門市。激しい潮流ながら「鳴門が四国の玄関口になるとは?」というテーマで、鳴門の地質、歴史を紐解きながら玄関口となった理由を解明していくところが面白かったです。タモさんが大興奮した回!

鳴門の地質がもたらした様々な偶然により四国の玄関口としての役割を担っていくこととなることや、それによって生まれた鳴門の文化、その文化により紡がれた鳴門の人々の歴史など、すべてがつながっていくことが大変興味深かった回です。

セレクションでは2021年9月25日「淡路島」に先駆けておさらいとして放送されました。

 

ブラタモリ『鳴門』の放送内容・あらすじ

ブラタモリ 渦潮

舞台は徳島県鳴門市で、渦潮で有名な鳴門海峡にタモリさんはいました。そして本日の旅のお題は、鳴門が四国の玄関口になるとは?というものでした。

いかにして鳴門は「四国の玄関」となったのか

現在、鳴門海峡には橋がかけられていますが、橋がかけられる1000年も前から鳴門は四国の玄関口でした。渦潮があり海の難所である鳴門がなぜ四国の玄関口となれたのか。

それは鳴門海峡の隣にある抜け道のように細長い小鳴門海峡の存在にありました。鳴門海峡とは違い穏やかな小鳴門海峡を多くの船が利用しました。

謎を解くカギは『中央構造線』

しかし鳴門が四国の玄関口となれた理由はもう一つあり、それは四国各地をつなぐ幹線道路であった撫養街道のスタート地点が鳴門にあったことでした。

この撫養街道は日本最大の断層である中央構造線の上にあり、タモリさんは初の中央構造線に喜びます。

四国の玄関に『一番札所』が置かれる

鳴門が四国の玄関口あることで四国八十八か所霊場の一番札所がおかれました。この一番札所である霊山寺でタモリさんはお遍路初体験をし、お接待という文化に触れます。

このお接待という文化は、お接待を受けたお遍路さんがお返しに知識を伝える習わしがありました。そこで九州から来たお遍路さんによって鳴門にもたらされたものが焼き物でした。

『お接待』文化が人々を繋ぐ

さらにそのお接待の文化は意外な出来事につながります。第一次世界大戦の時に捕虜として連れてこられたドイツ兵たちとの交流です。鳴門の人たちは捕虜を温かく受け入れました。

捕虜たちはそのお返しにパン、ソーセージ、西洋野菜の作り方などを伝えました。その交流は戦争が終わり、収容所がなくなっても続いたのです。お接待の心が人と文化の玄関口をも育みました。

 

四国八十八カ所霊場・霊山寺も登場!

ブラタモリ 四国八十八カ所

四国八十八か所霊場の旅の第一札所である霊山寺を訪れていました。鳴門が四国の玄関口となったことから旅の始まりである一番札所が鳴門に置かれたそうです。この一番札所でタモリさんはお遍路体験をしました。

霊山寺の見どころは一番札所の他に、600年近い歴史を持つ多宝塔や男女の縁はもちろんのこと、健康や仕事、幸せなど様々な縁結びにご利益のある縁結び観音があります。

一番札所・霊山寺へのアクセス

列車ならJR高徳線の板東駅下車、バスなら徳島バスで霊山寺前下車、車なら板野ICまたは藍住ICが出口になります。

所在地〒779-0230
徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻126
駐車場無料
普通100台 バス10~20台
参考サイト
笠和山 一乗院 霊山寺 -(一社)四国八十八ヶ所霊場会

タモリさん、中央構造線について熱く語る!

タモリさんが中央構造線に初対面したシーンで、中央構造線のことについて林田アナウンサーに熱く語りすぎて編集で早送りにされていたところが面白かったです。

日本最大の断層である中央構造線の名前が出てきた時は驚きました。その上にとても重要な街道が通っているということのめぐりあわせに、どこか感慨深いものがありました。

そして中央構造線の横ずれの運動により讃岐山脈の地層が隆起して横であった地層が縦になり、脆弱な泥の地層部分が侵食されることで、港から四国へ入る際の山越えがなくなることや小鳴門海峡が生まれたこと。

さらには番組冒頭に出てきた渦潮を生む複雑な海底の地形を生んだということにまでつながった時は、興奮して鳥肌が立ちました。

 

感想:やっぱりタモリさんの知識欲はすごかった

ブラタモリは大好きな番組です。学校で地理を習っていた時は苦手な分野だったにもかかわらず、この番組のおかげで地質や地形に興味がわき、世の中にはこんな物の見方や世界があるのかと感動し、自分の世界が広がったように思います。

タモリさんの様々なジャンルに対する造詣の深さには毎回舌を巻く思いと尊敬の気持ちでいっぱいです。そして何より堅苦しくなく面白いのはタモリさんの人柄なのだろうと思っています。

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疾風エンタ編集部

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